NHKが見つめた四国遍路展に行きなはいや
テープカット。
四国四県のNHKによるキャンペーン「四国遍路1200」のテーマソング時の旅人が
バイオリンで演奏されるということは事前に知っていまして、
美人バイオリニストでも出てくるのかな、と淡い期待をしていましたら
普通のおっさんだった!ズコー!(失礼千万)
でも演奏は一流でした。
感服いたしました。
ゴメンナサイ。
会場の入口は、弘法大師空海が悟りを得たという御厨人窟(みくろど)を
モチーフにしています。ウェザリングがなかなかのもの。
展示は、NHKが過去に放送した遍路に関するニュースとか
今までに放送されたドラマ(「花へんろ」、「ウォーカーズ」、「歩く歩く歩く」)のダイジェストや衣装とか
昔の遍路のガイドマップとか
お遍路さんの衣装の変遷とか。
昔は白装束に限らなかったそうです。
右は「伊予かすり」。黒っぽいので「カラス遍路」とも呼ばれたとか。
笠には出身地の頭文字(写真のは「い」)が書かれていて
首に掛かってるのは御札入れ。
今では当たり前に言う「同行二人(どうぎょうににん)」は
例え一人でも、常にお大師さんと一緒だという意味ですが
かつては同行三人、同行四人、つまり
リアルに一緒に旅をしている人数を笠に書いてたそうです。
面白いなあ。
出た!僕が描いたやーつ!
立派にしてもらっています。デジタールに画面が変わって読めるようになってます。
手前のお大師さん、絵は僕が描きましたが、これに色を塗った覚えが無い・・・。
どなたかが塗ってくださったんでしょう。ありがたい。
手にとったりはできませんが、書籍も紹介されてます。
下の方に「めぐる88」もさりげなく。
写真を撮るのを忘れましたが、「眞念から300年」の眞念とは、
江戸時代の僧侶で、四国遍路のガイドブックを書いたり、
道しるべを建てて廻ったり、遍路宿を整備したりと奔走した
「四国遍路の父」とも呼ばれる人です。
この展示もありました。
お、善根宿に「お遍路どーもくん」が!
しかし、なんだか元気がないよ。どーしちゃったんだろう。
おや、スタッフのおねえさんたちに抱えられて、奥に連れて行かれちゃった!
しばらくして戻ってきたどーもくんは、元気になってた。
モテモテだ!
というわけで、NHKが見つめた四国遍路展は、
9月26日から11月3日まで、松山城ふもとのロープウェイ駅舎内で開催中です。
入場無料です。
お帰りの際、出口付近にあるアンケート用紙に、僕の漫画を褒めてくださると
身悶えして喜びます。