カテゴリ:四国遍路( 10 )

5月28日、4時半起床。

寝る前に、オードリー春日ばりに「赤ちゃんのおしりふき」で体を拭きましたが、
朝起きて薄暗い中、タオルを濡らして体を拭くと
めちゃくちゃ気持いいんですな!タオルばんざい!

と、風呂にも入らず2日目。アサー!
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JR北条駅でトイレを借り歯磨きしてると、自転車に乗ってるおじさんが近寄ってきまして
「あんた、歩き遍路さんかな。おつかれさん」と。
ポケットをごそごそしてらっしゃるので「あ、お接待かな?」と一瞬思いましたが
「ちょっとな、財布忘れてもうて。」ああ、いやそんな、いいんですいいんです。
「2、300円貸してくれんかな」・・・・・

ふたつ向こうのJR粟井駅まで行かなあかん、と。
携帯電話は持ってたけど財布を忘れた、と。
2、300円貸してくれ、と。

自転車に乗ってるんだからそれで行きゃええやん、とか、
電話あるんならどなたかに迎えにきてもらやええやん、とか、
思いましたが、なんかもう、遍路にお金を無心するという悲しさが耐えられなくて
じゃあ200円でいいですか、と言うと
「いや300円。300円いるやろ」と。悲しいよ、おっちゃん。

結局300円渡すと「ありがとう。気をつけてな~」

まあ、こっちもお接待されることもよくあるので、
お接待した、ということにしました。


気を取り直して、出発。
旧北条市にあるおうち。なんか派手。
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携帯電話の電池残量が怪しかったんですが、
立ち寄った鎌大師の東屋で充電することができました。
お礼に納札と10円置いて。

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「円明寺」は「えんみょうじ」、「延命寺」は「えんめいじ」。

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廃屋の中に、小さな冷蔵庫が。モーター音がかすかに聞こえてましたから
生きてるようです。手前の椅子に座って冷たいのをキュッとやるのかな。


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ツタがびっしりのヤシの木。

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わかりにくいですが今治市に入りました。

今治市(旧菊間町)に入ってどれくらい歩いたでしょうか。
足が痛くて、金剛杖に頼って3本足で歩いてる感じ。
うつむき加減で歩いてますと、
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これ、昔ガシャポンで売られてたプラモデルの
SD・ヘビーメタル グライアの腕です。ピンボケですが。
我ながらよく見つけた!
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こっちは胴体のパーツかな。そのままにしておきました。

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菊間町は瓦の町。

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魅力的な作業船。たまらん。

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派手。

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太陽石油の精製工場。たまらん。

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太陽石油のすぐそばにある、青木地蔵堂(立川大師)。善根宿がある!

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ANA。
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JAL。

歩いてると、同じようなペースで歩く何人かのお遍路さんと会うようになります。
今回は別々のおじさん遍路二人がいたんです。
足が痛くてフラフラの僕よりも歩くスピードは圧倒的にあちらの方が速いんですが
追い抜かれた、と思って休憩してたら後ろから追い抜かれたり。
不思議なもんです。

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13時40分、やっと54番延命寺に着きました。写真は寺手前の建物。
鳥山明風お大師さん。

延命寺境内で若い夫婦が、ご主人がお経を読み奥さんが自らのお腹をさすっている。
妊婦さんだった。この夫婦は次の南光坊でも見かけたので、88ヶ寺回ってるのかな。
無事に生まれますように、と自然に思うことができる。
追い抜かれたはずのおじさんが後から来る。

もう足が限界だったけど、次の寺まで3.4kmということで
そこまで行くことにしました。

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背の高い作物をどうにかするための農機具。かっこいい。

静かな住宅地を抜けたあたりで、通り過ぎた車からおばさんが降り、走ってくる。
「お接待させてください。おいしいとこのやから。
飲み物じゃなくてごめんね」
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今治城です。
うそ。ただのマンションです。


大きな霊園(墓地)を抜け、
15時15分、55番南光坊着。
かなりフラフラで、納経するのに数段登るのもしんどいくらい。
納経所で「あんたそうとう足に来てるな」と笑われました。
納経について色々教えてくれたんですが、ご住職かな?
と思ったけど、Facebookのコミュニティで
南光坊で同じような体験をした方がいて、「平井さん」という人だそう。
有名なんですね。

実はここのお寺、大学時代の同級生のご実家なんです。
学生時代にお堂を見学させてもらったことがあったなあ。

足を休めてると、若い先達さんが「歩きですか?ご苦労様です」と
ペットボトルのお茶をお接待してくれた。
納札を渡す間も無く立ち去らはった。


二日間、歩きまくった(70kmくらいかな?)道のりも
電車で1時間。
文明よ!文明よ!

市内電車を降りたところで、改札のおばちゃんに
「歩き遍路さん?あたしお遍路さん好きなんよ、お弁当でも買って」と
1000円を渡される。


というわけで、突発的に歩いた5月の遍路。
色々考えることもありましたが、一番考えたのは
「足が痛い」ということでした。
まだ膝裏痛いもんね。

でもまた歩きたい!
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去る5月27、28日に、突発的に歩き遍路してきました。

去年の2014年は四国遍路開宗1200年だったそうで
色々とそれ関連のイベントがあったんですが
納経帳に記念スタンプが押され、納経の際にいただける「お姿」と呼ばれる
御札みたいなものがあるんですが、特別な赤い御札がいただける、と。
それが今年の5月いっぱいまでやってる、と。

なのでなるべく5月のうちに行きたいなあ、と常々思ってて、
アシスタントの予定が数日無いここしかない!
と、前日に決意。やるなら今しかねえ!

松山市内なら数ヶ寺回れますので、気張らず出かけました。
普段なら寝てる朝7時半ごろ出発。
自宅から7、8km離れた48番西林寺に8時55分着。
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愛知県から車遍路に来られたおばちゃんにアメちゃんいただきました。

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9時半ごろ。すでに影が濃くなり、暑い。

10時ごろ、49番浄土寺着。足が少し痛くなり始める。

道の途中。日尾八幡神社の、いい顔してる狛犬。
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墓地を抜ける。
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11時ごろ、50番繁多寺着。
途中にある看板「Hantaji Tenple」を「ヘンタイテンプル」に空目。
心が汚れている。そして疲れ始めてる。

遠くにお大師さんが見えてくる。
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思えば大学時代、夜中に石手寺へ行き(良い子はマネしちゃだめ)、山道を登ったら
いきなりこの大師像の足元に出て、月明かりに照らされたこの巨像を見た時の感動が
四国遍路に興味を持った最初だったなあ。

かわいいクルマ。
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ドラッグストアでおにぎり等を買う。
12時、51番石手寺着。
境内で食べる。足はだいぶ痛み出している。
でもせっかくなので山道を歩くよ!
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大学時代に住んでた界隈。あの頃はお遍路さんなんて眼中に無かったけど、
歩いてたのかなあ。
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16時、52番太山寺着。もうヘロヘロです。
坂道と階段を登って酸欠になってしまった(笑)。
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太山寺では、友人の松長雅風さんが似顔絵を描いています。
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太山寺でちょっと長めに休んでしまったため、次の円明寺がギリギリに。やばい!
・・・で、17時10分、円明寺着。納経所は17時に閉まるため、アウトでした。
今思えば10分くらいなら大目にみてくれたのかもしれないけど、まあいいや。

実は今回、なるべく安く回るためもあり、野宿に挑戦しようと
寝袋を持ってきていました。なのでここからは野宿ポイント探しも兼ねての歩きになります。
とはいえ暗くなるまでは歩きますよ。

工事車両とへんろ石。
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スーパーで安売りの弁当を買い、公園で食べる。
そこの水飲み場。
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「しられません」は伊予弁で、「してはいけません」の意。

夕日とおじさん。
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ちょっとだけ焦り始める。
野宿ポイントは調べてなかったんですが、以前からクルマで通ったことある道だし
まあどこでも出来るだろ、と思いずんずん歩いてました。
とはいえよく考えたら、どこでもというわけにはいかねえな、と。
お寺・・・はダメ。道々に時々ある大師堂・・・車の音がうるさい。
公園・・・そうだ公園だ!
もうすっかり日も暮れ、21時、やっと見つけたいい感じの公園のベンチで
寝袋を広げ就寝。このセリフが自然に脳内で。
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(写真は僕が寝たベンチです)


思えば12時間以上歩いたんだなあ。
疲れたためか割と寝られました。
というわけで5月27日でした。
続きは後ほど~。
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NHKが見つめた四国遍路展の開会式に出席してきました。

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テープカット。

四国四県のNHKによるキャンペーン「四国遍路1200」のテーマソング時の旅人
バイオリンで演奏されるということは事前に知っていまして、
美人バイオリニストでも出てくるのかな、と淡い期待をしていましたら
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普通のおっさんだった!ズコー!(失礼千万)
でも演奏は一流でした。
感服いたしました。
ゴメンナサイ。

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会場の入口は、弘法大師空海が悟りを得たという御厨人窟(みくろど)を
モチーフにしています。ウェザリングがなかなかのもの。

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展示は、NHKが過去に放送した遍路に関するニュースとか

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今までに放送されたドラマ(「花へんろ」、「ウォーカーズ」、「歩く歩く歩く」)のダイジェストや衣装とか

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昔の遍路のガイドマップとか

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お遍路さんの衣装の変遷とか。

昔は白装束に限らなかったそうです。
右は「伊予かすり」。黒っぽいので「カラス遍路」とも呼ばれたとか。
笠には出身地の頭文字(写真のは「い」)が書かれていて
首に掛かってるのは御札入れ。
今では当たり前に言う「同行二人(どうぎょうににん)」は
例え一人でも、常にお大師さんと一緒だという意味ですが
かつては同行三人、同行四人、つまり
リアルに一緒に旅をしている人数を笠に書いてたそうです。
面白いなあ。

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出た!僕が描いたやーつ!
立派にしてもらっています。デジタールに画面が変わって読めるようになってます。

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手前のお大師さん、絵は僕が描きましたが、これに色を塗った覚えが無い・・・。
どなたかが塗ってくださったんでしょう。ありがたい。

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手にとったりはできませんが、書籍も紹介されてます。
下の方に「めぐる88」もさりげなく。

写真を撮るのを忘れましたが、「眞念から300年」の眞念とは、
江戸時代の僧侶で、四国遍路のガイドブックを書いたり、
道しるべを建てて廻ったり、遍路宿を整備したりと奔走した
「四国遍路の父」とも呼ばれる人です。
この展示もありました。


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お、善根宿に「お遍路どーもくん」が!
しかし、なんだか元気がないよ。どーしちゃったんだろう。

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おや、スタッフのおねえさんたちに抱えられて、奥に連れて行かれちゃった!

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しばらくして戻ってきたどーもくんは、元気になってた。
モテモテだ!



というわけで、NHKが見つめた四国遍路展は、
9月26日から11月3日まで、松山城ふもとのロープウェイ駅舎内で開催中です。
入場無料です。

お帰りの際、出口付近にあるアンケート用紙に、僕の漫画を褒めてくださると
身悶えして喜びます。
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宣伝です!

今年は四国遍路開創1200年ということで、色々とイベントがあったりしてます。
「めぐる88」を描いた、四国に住んでる漫画家としては
いっちょう噛んだりできねえもんかな、と思っていましたらば
なんと、NHK松山さんからオファーががが!

四国のNHK4局がそれぞれ主催して、
「NHKが見つめた四国遍路展 ~昔も今もこれからも~」
というイベントを開催する、と。
で、その中で、「マンガで見る遍路の伝承」という感じの漫画を、
デジタルサイネージっていう、人の背丈ほどもあるでかいスマホみたいな画面に
映し出すための漫画を描いてください、ということで。

っつーことで、気合入れて描かせていただきました。

9月2日から、高知を皮切りに、四国四県を回ります。
詳しくはリンク先を。お近くの方はぜひ。
9月26日の松山初日には開会式(?)があって、
僕もえらそうな顔して出席する予定です。
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内田善美さんの圧倒的な絵に影響されて、
こんな絵を描いてみたい~!という衝動に駆られ
わりと前からちょっとずつ描いていた絵。
やっと完成したのでアップします。
大きい画像はpixivにアップしましたがリンクがなぜか貼れないので
見たい方はpixivで「四国遍路」と検索してください。

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徳島県吉野川市、四国遍路第11番・藤井寺から第12番・焼山寺への
「へんろころがし」と呼ばれる山道の途中にある
浄蓮庵の中の「左右内の一本杉」です。
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前回は、5番札所近くの民宿に泊まったところでしたね。
民宿、というところに泊まるのは、覚えてる限り人生初のことです。
建物の作りは、古い民家といった感じで
大小色んな部屋があり、隣の部屋とはふすまで仕切られてるだけ。
当然お隣の話し声なんか丸聞こえ。
隣どころか、二階のすぐ上の部屋の話し声も
何をしゃべってるか聞き取れるほど聞こえてきます。
上の部屋の男性二人は、道で出会って相部屋になったようで
当時首相だった菅直人氏がかつてお遍路してた話をしてました(笑)。

ところで。
僕は当時(今もだけど)お酒を飲んで、午前4時くらいに寝る生活サイクルでしたが
お遍路は朝早くに出発するものなので
就寝時間も当然早い。遅くとも22時には皆さん、寝ます。
僕もそれに習い22時にはふとんに入りましたが
疲れてても、寝られません。
でも。
眠れない時の対処法があります。
それは、「漫画のお話を考える」こと。
これはめんどくさいし、頭が疲れるし、何より「なるべくお話を考えたくない」
つまり怠けたいという意識が働くので、
普段であれば、考え始めたら、3分もあれば熟睡できます!
(それだけ僕の脳が「怠け脳」であるということの証明でもありますが)

ところがその日は、旅先ということもあり脳が活性化してるせいか
全然眠れません。結局2時ころまでは眠れませんでした。
おかげで「めぐる88」一巻の4話目、「第四歩 巡り合わせ」という話が出来ましたけど。

次の日は他のお遍路さんたちと同じ時間に起き、出発しました。
民宿で一緒だった、60代くらいの二組のご夫婦四人連れさんたちと
抜きつ抜かれつしながら。こっち車なのに。

お遍路さんが最初にぶつかる、「へんろころがし」の異名を持つ、
11番藤井寺から12番焼山寺への、約13kmの山道は
実際に歩くのが一番早いと踏んでたので
一回目の取材遍路は11番で終え、帰路につきました。


初日に徳島入りした時に発見してたオフハウスに寄ることを忘れないオレ、やる男。
(何を買ったかは、忘れちゃいましたが)


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いや~雄大だもの四国さんは!
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またまた日が開いてしまいました。
前回の記事が去年の9月ですので、8ヶ月ぶりですな。
さすがは僕です。

で、えーっと・・・前回は一番霊山寺を出たところ、でした。

この時は車で行ったのですが、漫画でのキャラたちは歩き遍路ですので
ある程度車で進み、停められるところを見つけては駐車、来た道を歩いて戻り
バッシャバッシャと写真を撮り、
「ここでこんなことを考えるだろうな」とキャラの挙動を妄想しながら
駐車してる車を通り過ぎ、ある程度まで歩くと車に戻り、
次の良きところまで車で走り、停め、歩いて戻り、・・・

という、ほとんど歩いてるのと変わらない作業を繰り返しました。
効率が悪い事この上ない。もう少し考えればよかった(笑)。


「めぐる88」の第一話は、資料を頼りにお話を考えました。
なので、自分で描いたネーム(漫画の下描きみたいなもんです)とにらめっこしながら
必要な写真を撮る、という感じ。

でも2話目からは、実際に行ってから考えようと決めてました。
リスクもありましたが、当時の僕は「彼女のアーマメント」も同時に連載してて
時間的に余裕が無かったのです。
(仕事がほとんど無くなってる2013年5月現在から考えると、夢のようですな  はっはっは)

で、結果としては、現地でお話を考えるというやり方は、成功でした。

第二話は、主人公の太一が、出会ったヒロイン・ハルカの
愚痴を聞きながら歩くはめになる、という話でしたが
ハルカが、実に勝手に文句を言いだしたんです。
第三話では、太一がエロいことを勝手に考え出し、
鴨の群れに出くわして勝手にうろたえました。
こういう体験は、作者としては実に気持ちいいものです。

その日は、五番札所近くの民宿に泊まりました。
宿泊客は、僕の他に10人くらいいたと思います。
多分ですが、全員がお遍路さん。
僕は初めてそこで、「仕事で来ている」ということに
後ろめたさを感じました。
皆さんは純粋に、「四国遍路」をしに来てる。僕は「漫画の取材」。
感じる必要は無いんだとは思うんですが、
後ろめたさはどうしても拭えません。
これはずっと引きずる感情でした。


今回はここらへんにしときます。
次回は近日中に!(汗)

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民宿の壁に貼ってあった「指名手配ポスター」。
「そういう人」も遍路している、とは、本で読んだことはあるけど・・・。
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2013年1月20日、NHKのBSプレミアム3で22時から
「歩く、歩く、歩く~四国 遍路道~」というドラマが放送されます。
NHK松山局が制作したということです。

で、それにあわせて、遍路をやった人による体験記を
募集してたので、僕も応募してみました。
短い文章にまとめるのは結構難しかったんですが
遍路をしてて一番印象的だったことを書きました。
とはいえ、僕が巡ったのは徳島だけですけどね。
車も使いましたし、区切り区切りですし。

それでも、今やすっかり「お四国病」です。

ここの、下の方にある「わたしの遍路体験」で読めます。

僕意外の方はちゃんとしたお遍路をされてるようで、ちょっと気が引けますが‥(汗)。
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相当、間が空いてしまいました。四国遍路の思い出です。

とりあえず、資料だけ集めて一通りは頭に入れてはいたものの
道具も何も揃えていない状態で出発。
徳島自動車道を藍住ICで降り、県道12号に入る途中で大きなオフハウスを発見。
時間の都合上、帰りに寄ろうと固く決意。オレ、大人!

で。四国霊場第一番札所、竺和山 霊山寺(じくわざん りょうぜんじ)の駐車場に到着。
主人公 友近太一は、朝一で岡山から車で連れてこられた、というシチュエーションに合わせて。
大体11時ころだったでしょうか。
取材は11月中旬で、絶好のお遍路日和だったと記憶してます。

まずは遍路用品を揃えるところから。
霊山寺門前の「門前一番街」という大仰な名前のお店で買いました。
主人公 太一がすることをやっていくべきなので、まあ初心者が揃えるものを一通り。
でも「掛け軸」は買えませんでした。だって一番安いので1万5千円くらいするんだもの。
まあ、万が一漫画がヒットしてお金持ちになったら、でいいかと。
ここで痛恨のミス。緊張してたせいで、領収書をもらうのを忘れてしまいました。
1万以上買い物したのに~。

菅笠をかぶり、白衣を着て、頭陀袋に納経帳などを入れ、右手に金剛杖を持って、
霊山寺にお参りです。
「これが、お遍路さんが最初に感じるという『気恥かしさ』というものか‥」などとつぶやきながら。
霊山寺の納経所は遍路グッズショップのようになっていて、
お茶のお接待も受けられるようですが
まだ馴染んでない僕はさっさと納経だけすませました。
すると、さすがは一番さん。尼さんが、遍路のやり方と心構えを教えてくれ、
ガイドブックのような小冊子もくれました。ほうほう。

このあたりから、自分はすっかり友近太一になりきっていました。
で、ここでヒロイン ハルカに出会うんだな、そしてこう言われ、こう思う。。。
頭の中で二人が動き出しました。

さあ、二番札所はどっちだ!
つづく!
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(って、写真はもう三番に向かってますが)
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「めぐる88」第一巻も発売されたことですし、せっかくなので「めぐる」の取材として行った
四国遍路で遭遇した出来事なんかを書いてみようかな、と思います。
気まぐれで、時間があるときにしか更新しないとは思いますが(汗)。
単行本を片手に読んでいただけたら、これ幸いです。


僕は愛媛県在住で、遍路取材も比較的やりやすいんですが
一度に全部回る、ということは現状、時間的経済的に無理です。
なので当然「区切り打ち」ということになります。

遍路は徳島県から始まりますが、愛媛から徳島は、四国の反対側。
とにかく行ってみないことには始まらない、でもいきなり歩きで行くには
都合が悪いかな、と思い、最初は車で行きました。

その時点で、第一話のネームは出来ていました。
遍路についての書籍や、地図や、検索画像で想像して。
一番札所からしばらくは平坦な道を歩くのはわかってましたから、車でも問題ないだろう、という判断。
まあとにかく、行って、バシャバシャ写真撮ってくりゃ何とかなるだろう。

基本、気弱で人見知りな人間ですが、仕事だもんな!
・・・と、とりあえず徳島へ向かったのでした。


つづく!
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