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洗礼者の接吻/センレイシャノキス

猿、サル、去る4月14日と15日、大阪に行ってきました。

本来の目的は大阪小劇団バンタムクラスステージさんの舞台
「The BAPTIST's Code. 洗礼者の接吻/センレイシャノキス」
を観に行く、というものでした。

普段僕は、演劇というものにあまりなじみがなく、
さらに「バンタム」さんは初めて。
ネットでの情報としては「バンタムのステージは、痛い」または
「血のにおいがするよう」というハードな印象。

で、実際に観た感想も
「悲しくて苦しい、醜くも美しくもがく人間たち」が鮮明に切り取られてるな、というものでした。

主催・脚本演出の細川博司氏は
「僕の作品は全て”ガンダム”の研究発表です」と公言してる通り、
「上海事変」を描いたマフィアものなのに
そこかしこに漂うガンダム、というより富野作品臭が
くすぐったくもあり、心地よくもあり。

役者陣もすごい。安定感ハンパない。老若男女、全員エロい。

ただ、流れ的に、登場人物の行動に違和感があったりするところもあり
僕の見方が甘いのか、見落としてしまった部分なのかな、と思ったんですが
後になってレビューを見ると、「前作(当作は再演なのです)にあった、
人間をえぐるようなドキドキする部分がかなりそぎ落とされてしまってて残念」(かなり意訳ですが)
という評価をされてる方もいて、
より多くのお客さんを意識しすぎてしまったのかな、と。

でも面白かったです。
メジャーを意識して、魅力が薄まったとしても
それであれだけ面白いんだから、
やはりバンタムはすごい。

と思いました。
「バンタムクラスステージ」は一旦リセットするそうですが
まだまだやってほしいです。
by osekkaisensei | 2012-05-09 18:25 | 日々 | Comments(0)