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四国遍路の思い出 その3

またまた日が開いてしまいました。
前回の記事が去年の9月ですので、8ヶ月ぶりですな。
さすがは僕です。

で、えーっと・・・前回は一番霊山寺を出たところ、でした。

この時は車で行ったのですが、漫画でのキャラたちは歩き遍路ですので
ある程度車で進み、停められるところを見つけては駐車、来た道を歩いて戻り
バッシャバッシャと写真を撮り、
「ここでこんなことを考えるだろうな」とキャラの挙動を妄想しながら
駐車してる車を通り過ぎ、ある程度まで歩くと車に戻り、
次の良きところまで車で走り、停め、歩いて戻り、・・・

という、ほとんど歩いてるのと変わらない作業を繰り返しました。
効率が悪い事この上ない。もう少し考えればよかった(笑)。


「めぐる88」の第一話は、資料を頼りにお話を考えました。
なので、自分で描いたネーム(漫画の下描きみたいなもんです)とにらめっこしながら
必要な写真を撮る、という感じ。

でも2話目からは、実際に行ってから考えようと決めてました。
リスクもありましたが、当時の僕は「彼女のアーマメント」も同時に連載してて
時間的に余裕が無かったのです。
(仕事がほとんど無くなってる2013年5月現在から考えると、夢のようですな  はっはっは)

で、結果としては、現地でお話を考えるというやり方は、成功でした。

第二話は、主人公の太一が、出会ったヒロイン・ハルカの
愚痴を聞きながら歩くはめになる、という話でしたが
ハルカが、実に勝手に文句を言いだしたんです。
第三話では、太一がエロいことを勝手に考え出し、
鴨の群れに出くわして勝手にうろたえました。
こういう体験は、作者としては実に気持ちいいものです。

その日は、五番札所近くの民宿に泊まりました。
宿泊客は、僕の他に10人くらいいたと思います。
多分ですが、全員がお遍路さん。
僕は初めてそこで、「仕事で来ている」ということに
後ろめたさを感じました。
皆さんは純粋に、「四国遍路」をしに来てる。僕は「漫画の取材」。
感じる必要は無いんだとは思うんですが、
後ろめたさはどうしても拭えません。
これはずっと引きずる感情でした。


今回はここらへんにしときます。
次回は近日中に!(汗)

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民宿の壁に貼ってあった「指名手配ポスター」。
「そういう人」も遍路している、とは、本で読んだことはあるけど・・・。
by osekkaisensei | 2013-05-15 18:23 | 四国遍路