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命を掛けた戦いはボケーっとした顔で

机の前で、これ以上ないというくらいッボーーーーーーーーっとしてるマンガ家を見かけたら、声をかけてはいけません。

彼は考えているのです。今から描こうとしている作品が、果たして面白いのか。読者に受け入れてもらえるのか。他の何かの作品のパクリではないか。自分の心の底から沸き上がってくる思いを描くのに最も適した題材であるか。考えれば考えるほど越えるべきハードルは高くなり、自分が持つ力量を遥かに超えてるような気がして落ち込む。落ち込んで落ち込んで、もうこれ以上落ち込むと人格がダメになるというところまで来ると突如としてブレーカーが落ち、世に出回っている作品の大部分は駄作である、という誠に失礼な思考に切り替わる。そうだ、傑作と呼ばれる作品なんて稀だ。この世は駄作に溢れているではないか。それに比べれば今から自分が描こうとしてるものは傑作とは行かないまでも佳作ぐらいには呼んでもらえるだろう。そうに決まってる。よし。大丈夫だ。大丈夫。描くぞ!

おのれの存在意義を問う、おのれとの戦いを繰り広げておるのですッボーーーーーーっとした顔で。



それはそうと今日も「相棒」は面白かったですね。
by osekkaisensei | 2007-02-07 22:18 | 日々