呪いは祝い
NHKの「プロフェッショナル~仕事の流儀」の
柳家小三治の回を見ました。
落語のことは僕はまだよく知りませんが、
そりゃもう力のある人だとは想像つきます。
で、生真面目な小三治に、師匠の小さんが
ある日、珍しく落語を見てくれるというので
一生懸命やってみせたところ、
「お前の噺は面白くねえな」と一言だけ言って
去っていったと。
その後何年も何十年も小三治は苦しみ、
面白いとはどういうことかを考えて考えてきたと。
それはもう、きっと小さん師匠の、小三治に対する
もっとも有効な「呪い」だったんだと思うんです。
小三治は普段は冗談も言わないくらい真面目な人。
落語とはその人の人生が出る。
だからこの人が落語で大成するには、落語というものを
考えて考えて考え抜いて、そういう姿勢が
噺ににじみ出る必要がある。
それをさせるための、小さんの呪いだったんではなかろうか、
と思ったんですよ。
表現の世界って怖い。
ところで話は変わりますが、
中国イス爆発事件で、すっかり自分のイスが
信じられなくなり、木製のイスに座り続けてきたんですが
どうにもこうにも僕の体に合わなくて
腰が痛くなってきたので、仕方なく元のイスに座ってます。
相変わらず怖くておしりがムズムズするけど、
腰痛には敵わない。
柳家小三治の回を見ました。
落語のことは僕はまだよく知りませんが、
そりゃもう力のある人だとは想像つきます。
で、生真面目な小三治に、師匠の小さんが
ある日、珍しく落語を見てくれるというので
一生懸命やってみせたところ、
「お前の噺は面白くねえな」と一言だけ言って
去っていったと。
その後何年も何十年も小三治は苦しみ、
面白いとはどういうことかを考えて考えてきたと。
それはもう、きっと小さん師匠の、小三治に対する
もっとも有効な「呪い」だったんだと思うんです。
小三治は普段は冗談も言わないくらい真面目な人。
落語とはその人の人生が出る。
だからこの人が落語で大成するには、落語というものを
考えて考えて考え抜いて、そういう姿勢が
噺ににじみ出る必要がある。
それをさせるための、小さんの呪いだったんではなかろうか、
と思ったんですよ。
表現の世界って怖い。
ところで話は変わりますが、
中国イス爆発事件で、すっかり自分のイスが
信じられなくなり、木製のイスに座り続けてきたんですが
どうにもこうにも僕の体に合わなくて
腰が痛くなってきたので、仕方なく元のイスに座ってます。
相変わらず怖くておしりがムズムズするけど、
腰痛には敵わない。
by osekkaisensei
| 2009-04-28 03:23
| テレビ・ラジオ














